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寝てるのにまだ眠い。そんな状態に悩まされ続けていました。
こんにちは。
このサイトの管理人のM本と申します。
私は5年以上、寝てるはずなのに眠気が収まらない問題に悩まされ続けていました。
- 残業を休日に回して飲み会も断って21:00就寝-07:00起床(10時間睡眠)をやったのに翌日は頭がぼーっとして仕事に実が入らない・・・
- 日曜日はサザエさんの時間にはベッドに入って12時間睡眠をしたのに翌朝月曜日は寝起きが悪くて・・・
こんなことがしょっちゅうありました。
詳しくは以下のページ↓に書いたので見て頂けると嬉しいです。
このように、当サイトでは眠気の問題に長年悩まされ続けてきた私が、それの解決までの道のりと自身の体験談を書いていこうと思います。
沢山寝たはずなのにまだ眠い、という問題は周囲から中々理解が得られなくて正直キツいですよね。
Twtterなどを見渡してもそういう人は沢山います。
沢山寝たのになんで眠いのだろう
— くまき しほ (@kimunkamuini) 2016年6月5日
沢山寝たのに眠い(-_-)
— あらさん (@3510nika) 2016年6月6日
眠いのに忙しい(-_-)
あんだけ寝たのに眠いってどういう事なの
— 羽賀豊(風並将吾) (@ransu521) 2016年6月6日
このように、沢山寝ているはずなのに眠気が取れないという人の役に立てればと思い、当サイトを立ち上げてみました。
至らない点は多いかと思いますが、どうぞよろしくお願いします!
それはもしかしたら過眠症かも?
人並かそれ以上に寝ているにも関わらず眠気が収まらない・・・・・・
不眠症の人からしたら羨ましい限りかもしれませんが、当人である私にとってはこれは大変な死活問題でした。
なんせ周囲の人たちが7時間睡眠で普通の生活をしているのに、私は10時間寝た日でも仕事はおろかプライベートさえ満足に送ることが出来なかったからです。
人より3時間多く寝る代わりに、職場では優秀な仕事ぶりができるのであればまだ分かります。でも、実際は他人より沢山寝てるのに眠気のせいで他人より仕事が出来ないという最低の状況。
私も最初の頃は大したことないだろうとタカをくくっていたこの問題ですが、この状態が2年、3年と続くと流石に仕事にも明確に支障が出てくるようになり、危機感を覚えるまでになりました。
それでネットや本で色々調べはじめ、最終的に辿り着いたのが過眠症でした。
過眠症という言葉を初めて見た方もいるかもしれませんので、ここではまず過眠症について説明させて頂きます。
過眠症とは
過眠症とは、毎日10時間ほど寝ているにも関わらず、昼間に眠気に襲われる症状のことを指します。
つまり、以前の私のことですね(涙
以下の項目に多く当てはまる人は過眠症である確率が高いとのことです。
- 疲れてるわけではないのに平日の昼間に眠くなる
- 集中力が途切れがちで普段から意識が散漫になりがち
- 就寝中に見た夢の内容をよく覚えている。
- 仕事や勉強に留まらずプライベートの場ですら無気力になることが多々ある
- 凄く簡単な日常計算や読み書きをど忘れして苦戦することがある
どうでしょうか? ドキッとした人は要注意ですね。
さて、ここで過眠症に理解を示してくれない人は決まって
「眠れない不眠ならまだしも、寝てるのであれば体は休まるんだから過眠症はまだマシでしょ」
と、冷たい言葉を放ちます。
※現に私は友人や家族からこのような言葉を何回・何十回と浴びせられてきました(涙
しかし、それは完全な誤解です。
なぜなら過眠症は放置すれば体の中にある問題を悪化させたり、病気のリスクを劇的に上げてしまうからです。
以下に過眠症に関連する具体的な疾患を挙げてみました。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に呼吸が止まってしまう睡眠時無呼吸症候群(通称SAS)。
本当は怖い家庭の医学などでもお馴染みで今や日本人の多くの人が知っている問題で、Youtubeで探せば動画なども出てきますね。
実はこれ、過眠症の原因でもあり、過眠症を放置すると更に悪化することが分かっています。
なぜなら、睡眠時に無呼吸になると、新鮮な酸素が体内にしっかり供給されなくなるので、結果的に寝ているのに体が休まない状態になってしまうからです。
試しに息を止めてみれば分かりますが、呼吸が止まってしまっては人間体を休める以前の問題です。
酸素が不足すると体だけでなく脳にまで大きな負担がかかるので休まらなくなってしまう、というわけですね。
睡眠時無呼吸症候群は当然、心筋梗塞や脳卒中といった生活習慣病のリスクも普通の人と比べてドンと跳ね上がります。
ナルコレプシー
こちらは睡眠時無呼吸症候群よりも更にやっかいです。
ナルコレプシーは別名、居眠り病とも言われており、その名の通り日中突発的に強烈な眠気がやってくる病気のことです。
強烈な眠気・・・・・・といえば多くの人は食後のお昼下がりをイメージするかもしれませんが、ナルコレプシーはそれとは異なり、いつ、どこでも突然やってきます。
それこそ車を運転している最中だったり、大事な仕事をやっている最中だったり、果ては食事中であったり!
もし、自分が日常生活の中で原因不明の突発的な眠気に襲われることがあるようであれば、それはナルコレプシーの前兆かもしれません。
無理をせず、自分のを労わってあげるべきですね。
これ以外にも過眠症の陰に潜んでいる病気・疾患は多くありますが、書きだしたらキリがないので残りは個別エントリーでご紹介したいと思います。
過眠症はどうすれば治るのか
人間の体は10代であれば8時間、20代であれば7時間、30代であれば、40代であれば・・・といった感じで、大体の年代でこれだけ寝れば十分という目安時間は決まっています。
にも関わらず、寝ても寝ても眠気が消えない、というのは就寝中に本来得られるはずの休息効果が得られていない(=睡眠の質が低い)から、だということが言えます。
分かりやすくするため例え話にします。
普通の人・・・体力の最大値が70 1時間の睡眠で体力が10回復。
→これなら7時間寝れば体力は満タンになります。
過眠症の人・・・・・・体力の最大値が70 1時間の睡眠で体力が5回復。
→これでは7時間寝ても体力は半分の35しか回復しません。
※ちなみに、短時間しか寝なくても問題ないショートスリーパーの人は1時間あたりの回復量が15くらいあるようなものだそうです。(知人のショートスリーパーの人曰く)
睡眠の質が悪いと、普通の人と同じだけ寝ても回復しない = 沢山寝たはずなのに眠い!
私にとってこれは過眠症との闘いにおける最大のターニングポイントでした。
この仕組みを理解して以来、私は睡眠時間の量を増やすことよりも、睡眠の質を高めることに力を入れるようにしました。
その甲斐もあってか、今では学生時代の頃の7時間睡眠でも問題なく日常生活を送れるようになりました。
私が実際にやった睡眠の質を上げる方法などについてはここで挙げたら長くなりすぎるので、こちらの個別ページ↓で紹介します。
おススメの睡眠の質を上げる方法
参考にして頂ければと思います。
睡眠の問題は必ず解決できる
そもそも人間は人生のうち1/3は寝ているんです。
当サイトを見ている人も、生まれた時から現在に至るまでずーっと睡眠の問題に苦しんでいる、という人は流石にいないと思います。
人間の体は正常に機能していれば7時間程度眠ればOKなはずで、それが7時間寝ても一向に眠くて眠くてしょうがない・・・とくれば、これはもう確実に何か理由があるはずです。
私自身のケースでいえば、沢山寝ても眠気が取れない問題は以下のように解決しました。
いくら寝ても寝ても眠い → 自分は過眠症のようだ → 過眠症は睡眠の質が低いから起きるのか → 睡眠の質を上げよう → 質を上げるために色々やる → 睡眠の質が上がる → 過眠症が解消された → 寝ても寝てもまだ眠い状態から脱出!
実はこの流れ↑で、私と同じように睡眠問題に悩まされていた旧友の問題も解消されました。
なので、いくら寝ても眠い人の大多数は原因が睡眠の質にあるのではないかと思います。
もし、当サイトをご覧になっている方で、睡眠時間以外のことなんて今まで考えたことがなかったという人がいたら、是非この機会に自身の睡眠の質について一度考えてみてください。
必ず、体に良い変化が訪れますよ!